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【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

若干の"優先権"と、事業の"見通し"

地域再生に必要な"ガイドライン"を設置した後、IBAエムシャーパーク社は、「予算ゼロで権力も強制もなしで、展覧会の準備にあたる。」と発表します。

とは言っても、本当に"再生が必要な場所"と皆が理解しているので、実際には、若干の"優先権"と、事業の"見通し"がありました。

"優先権・見通し"のひとつ目として、まず、この会社は、州の外郭団体なので、"州のプロジェクト"を"IBAプロジェクト"として事業化するコトができたということです。

つまり、学校や緑地整備などの"公共事業"を"IBA事業"として置き換えるコトができるということです。

例えば、事業で"博物館"を誘致したいとします。

この時もし、他の地域でも手を挙げた場合、優先的に展覧会区域内に誘致できました。そして、誘致決定後、国際コンペで"世界の建築家"から総合的な解決策を募り、事業化し、他に類のない"IBAプロジェクト"として社会に広く"報道"していきます。

さらに、"優先権・見通し"のふたつ目として、最初の方針の通り、各地方自治体には、展覧会参加の義務はないのですが、参加することで利点が生じるということです。

例えば、州の住宅建設の上限は決まっているので各自治体の管轄内で事業化が決まった場合、IBAプロジェクトでは、優先的に補助を期待でき、長期的な見通しが可能になったのです。

さらに、IBAエムシャーパーク社が、各プロジェクトに適した、多様な補助システムのアドバイスをすることにより、自治体、民間会社問わず、参加しやすい状態を保っていました。

特に、民間企業にとって、とても重要なのが、IBAプロジェクトに参加するコトで、社会的な信用が生じ、会社の宣伝効果の高まりが、期待できることです。

このように、IBAエムシャーパーク社の"重要な仕事"は、

①良い"モノづくり"のための"コーディネート"。
②実現に向けて、補助金等を可能な限り活用した"資金づくり"。

そして完成後、

③IBAプロジェクトとしての"公報"。

と、街自体を"ブランディング"することがコンセプトだったのです。

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