若手アーティストの活躍の場
いつもありがとうございます。
【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
民泊のことや選挙公約などで"空き家"の活用方法が、
具体的に提案され始めています。
"空き家・空き店舗・空き施設"をそのままにするコトは、
同時に
"空き街"をツクルコトです。
そんな中、
ホテル、船舶、銀行など
アーティストの作品を楽しめる場所が多様化し始めました。
これは、
若手の芸術家に作品発表の"機会"を提供する
とともに
施設などへの"集客効果"をも期待する、
"相乗効果"を狙った試みです。
ヒトは目的をもって
"施設"や"乗り物"を利用するのですが、
そこに"思いがけない出来事"があると
楽しくなるそうです。
倉敷市。
市内のあるホテルでは、
ロビー、廊下、朝食の場 など、
客室以外、
くまなく"アート"で彩り
館内を"美術館"のようにしています。
作品は、
地元の芸術大学出身の若手作家で、
半年ごとに更新。
・ 近くの美術館で勧められてくるヒト
・ 宿泊せず、アート鑑賞のためにくるヒト
倉敷市が"芸術の街"として活動していることの
宣伝にもなるようです。
一方、
杉並区の"たった2室しかない宿泊施設"は、
客室をアートで彩ります。
地元で活躍する
ストリート系アーティストの作品。
壁の凹凸を利用たトリックアートで彩る客室。
アート目当ての観光客も多いそうです。
施設は、
利益の一部を製作者に"還元"します。
芸術家を"応援したいヒト"にも好評な、
理想的な"ジョイントベンチャー(JV)"だと思います。
さらに、このような出来事は、
ホテル以外でも始まっているようです。。つづく。