アートは街を元気にするチカラがある

いつもありがとうございます。

【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

アーティストの作品を楽しめる場所が多様化しています。

瀬戸内の「芸術祭鑑賞クルーズ」を行っている

大型客船"にっぽん丸"の船内に

アーティストの作品が並ぶギャラリーがあります。

5階の通路に常時、

作品が10から20点が展示されます。

3~4ヶ月ほどで更新されるのですが、

ホテルの館内同様に

海の上での思いもよらない出来事は好評のようです。

少し話が、それますが、

昨今、

車両"自体をデザイン"したり、"内装を豪華"にした

"観光用列車"が人気です。

もともと、

交通機関 や 宿泊施設 は、

・ 会社に行く

・ 避暑地で過ごす

といったように、

ある"目的"のために"造られて"いました。

しかし、

ヒトが求める コト・モノ が"多様"になるにつれ、

企業が供給するサービスは、

・ 泊まるコト

・ 移動するコト

その"コト自体"も"目的"として供給し始めました。

もちろん、いままでも

・ おもてなし を大事にする旅館

・ 列車に乗る旅が好きなヒト

は、いたのですが、

先日、

大手町にオープンした"星のや東京"のように

いま起こっているサービス内容の変化は、

従来の

"多数に画一化するサービスを"

から

"少数の集合に必要なサービスを"

といった具合に、利用者の使い方に

企業のほうから歩み寄っているような気がします。

話をもどして

商店街の"空き店舗"をギャラリーに改装した場所もあります。

前橋市、商店街の

ギャラリーアートスープ。

ここでは常時、

展覧会が開かれています。

その効果は、

地域の芸術家、アーティストの育成にとどまらず、

"アートは街を元気にするチカラがある"

をスローガンに

全国からアーティストが集まる現象が起きています。

この現象は、

実力のある若手アーティストが増え

海外からも"評価"されるようになったことも関係し、

同時に、

商店街の芸術家支援は、

社会貢献として団体の評価をも高める相乗効果も生んでいます。

アートのチカラで、

全国各地からヒトが足を運ぶキッカケになる。

このような場所がこれからも増えていきそうです。