いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

モデリングの活用方法というチャンネル名で、youtubeデビューしてみました。チャンネル通りの内容をアップしていけるのか。全く違う内容になってしまうのかもしれませんが、是非下記からご覧下になってみてさい。

家族であることを確かめるための家

コンゴ民主共和国には、平均身長が1.5mほどという特徴をもった"エフェ・ピグミー"と呼ばれる人種が暮らしています。

エフェというのは民族名で、主にアフリカ大陸で暮らしており、地域によっては、ムブティ、トゥワなどと呼ばれることがあります。

4帖のテントほどの大きさであるピグミーの家は、主に食事の時と、寝るときだけに使われます。

1日の食事の回数は、その時々で異なりますが、夕食だけは必ず取るそうです。

主に食事の用意は家の外で行うのですが、食事自体は、他人からは見えない家の中で、家族や親族などの近い関係者だけでとります。

このような文化は、他人に対して反感を示していると考えられており、つまり家の中は、家族であることを確かめ、維持する空間でもあるということなのです。

また寒い夜などは、家の中で火をおこし、たき火のそばで眠ったりもします。

熱帯性気候の森は、昼間は30℃以上になりますが、日が沈んで明け方近くになると15℃以下に冷え込むこともあるため、天井を高くして家の内部を広くすると暖かくならず、明け方の寒さが身にこたえてしまいます。

このような寒さをしのぐため、あえて家を小さくしているのです。

入口も小さくし、眠るときは大きな葉で塞ぐこともありますが常に防寒が暮らしの課題にあります。

ただ、先祖が死んだ後も森の奥に住み続けていると信じられているため、このような生活様式を変えてしまうと、先祖から自分たちまで続く"命のつながり"を捨て去ることになると考えられており、生活の近代化が進むアフリカであっても、森の中で何世代もの間、伝統的を守った生活が続けられているのです。

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