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【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です
サテライトオフィスの誘致
いまある"神山町"の核となっている"創造的過疎"。
ここには、"過疎"を受け入れる。"多様な働き方"を受け入れる。といった考えがあります。
その具体的なプロジェクトのひとつが、地域の将来に"必要になるヒト"を"逆指名"する、ワーク・イン・レジデンスですが、代表的なプロジェクトがもうひとつあります。
それが、場所を"選ばない"働き方が可能な、企業やワーカーを支援する"サテライトオフィス"の誘致です。
現在の神山町では、ネット設備が整えられており、高速インターネット回線が使えます。
環境が整うことで大自然に囲まれた神山町でも、働くことが出来るという"モデル"をつくり新しい働き方を提案していく。。働く場所が自由になることで、日常を過ごす場所にも、選択肢が広がる。
つまり、移住してもらえる。。。ということです。
このプロジェクトの中に閉鎖された縫製工場を再生した、神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス。というものがあります。
この場所。大人数で使用できる部屋。個人用のデスクが置かれた部屋などがある成長するオフィスで、共同作業が可能な"コワーキングスペース"を設置することにより多種多様なヒトたちが集まり、地域発の先進的なビジネスを生み出しています。
プロジェクトの成功の背景には、舵をとるグリーンバレーの、
- オープン:"外と内の線を引かない"。
- フラット:"上下関係をつくらない"。
- フレキシブル:"枠をつくらない"。
とした、オープン・フラット・フレキシブルという信念があります。
昨今、AGFA(apple google facebook amazon)が、次世界を支配すると言われておりfacebook社などでは、当然のように自分の席はなく、働く時間帯も決まってはいません。街のようなツクリの会社で、気の合う者同士でプロジェクトを立ち上げ、成果を出すといった形態です。
神山町では20年も前からこのような取り組みをしていたんですね。
田舎なのに"オープン"。この"隙間"ができたことで、最初に、アーティストたちが、移住するようになったのです。
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