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【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です

観光地なることを目指さない選択

神山町の20年先を見据え、行政に頼りっぱなしにならないよう。。最初から"住民主動"で出発するのがいい!との考えから神山アーティスト・イン・レジデンスは、始まります。

とは言っても。。当の地域住民は、身近に"アート"があるわけでもなく。。アーティストを招いたとしても、宿泊施設も無い状態。。

ということで。。"何も無い"を味方にし、アーティストという"ヒト"の"滞在の満足度"をあげるため、真正面からアートに向き合うのではなく、アーティストという"ヒト"に向き合ってみる。との考えに着地します。

アートと聞くと、時に身構えたり、ついつい作品(結果)を考えがちなのですが。。

その"滞在"のほうに着眼したことは、素直に素晴らしい発想だと思いますし、ここ(最初)にすべてがあるようにも思えます。

さらに考えは膨らみ、神山町にせっかく訪れてくれた"ヒト"たちが、気持ちよく過ごせるようにと、通称"アダプト・プログラム"が採用されます。

これは、住民自身が道路の清掃を手がける、環境美化の取り組みです。

その結果神山町に、アーティストが"移住"してくるようになったのです。

いま、人口が減り続けている日本では、これから普通に、どの地域でも人口が減っていきます。

その中でも神山町のような限界集落が過疎化の現状を受け入れることで、好転したことは、他の地域の"希望"になると思います。

過疎化を受け入れた上で、どうすれば人口構成が"健全化"されていくのか。。直面する問題は、過疎地には"仕事"がないことです。

ここからの行動が、文化遺産として"観光地"になることを目指す場合と大きく異なっていきます。

まず、農林業だけに依存しない。という着眼点は同じなのですが。。観光客頼みにならないように多様な働き方を受け入れ、バランスのとれた"持続可能な地域"を目指す。。という”創造的過疎”といった行動にシフトしていくのです。

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