いつもありがとうございます。必要の場をツクル設計事務所-長尾アトリエ の 長尾 です。

場所づくりを3Dによるビジョンの共有から始めることで、確かな結末にたどり着くためのより良い道筋が現れます。

あなたアイデア映す3D映像からはコチラ↓↓↓
https://youtu.be/2xu7Bs4is9U

調和のもたらす効果

街の「風景」を俯瞰でみた時、その「基礎」になっているのが街なみです。

整った街なみがあることで、季節の変化や催事、生活の様子などが、「風景」として映えてきます。

建築デザインのあらゆる場面で選択肢が増えたことは、豊かさの象徴ですが、個々の建築物が主張することでそこに「基礎」と「風景」の関係が、見えにくくなっているのも事実です。

西洋の街なみも美しいとされていますが、日本とは歴史・慣習や街の成り立ち、建築材料などが異なるため同じような「風景」にはなりません。

例えば、日本の基準は厳しいので、ギリシャの白い街、ヴェネッィアのカラフルな街など、のようにはできないと、言われることが多々あります。

特に2004年に公布された景観法では、街なみの色彩調和が明確に示されています。

しかし、これは西洋の真似したものでも日本の風土を無視したものでもなく、国内の各地域の気候・風土を考え、暮らしに不可欠な快適さや心地よさの創造に向き合うことでつくられた基準なのです。

さらに時間の蓄積の中で、その地域コミュニティが培ってきた独自の「らしさ」を反映しながら新しい風景を創造していくことが、環境色彩デザインとなります。

つまり、色彩調和を生かすことで「馴染みつつ映える」姿を創造し、時間をつないでいくことが可能ということです。

調和の範囲

色彩の調和には、形式や見え方にある種の法則がありますが、これらは、個々の色、周辺・背景との関係を示すもののため、その解答はひとつではありません。

建築設計は、敷地という限定された領域の中であらゆる条件を解いていきます。

その条件の中でも色彩は、敷地の領域を越えて、お互いの関係をつくる試みがあっても良いのではないかと思います。

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