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【必要の場をツクル設計事務所】－長尾アトリエ の 長尾 です
創造的過疎
徳島市内から車で約40分。山に囲まれ、斜面に家々が点在している神山町。人口は約6,000人。高齢化率は46％の＂限界集落＂です。
この場所に＂創造的過疎＂という考え方を軸に、風習が根付く＂田舎社会＂に＂隙間＂を造ったことで、外部のヒトたちを無理なく受け入れることができるようになりました。
その中核を担うグリーンバレーの活動。
- 空き家を活用した＂サテライトオフィスの誘致＂や＂移住者支援＂。
- 神山アーティスト・イン・レジデンス。
- 神山塾を通した＂人材育成＂。
など。従来の地域再生の枠に収まらない多岐にわたるユニークな活動をしています。
そして、その成果を収めるのに必要なのが、＂企業誘致＂ではなく＂人材誘致＂。という考え方です。
2010年。俳優の松重豊さんの出演するＣＭ名刺管理サービスを提供しているSansanが、サテライトオフィスを開設したことを皮切りに、古民家を借りてサテライトオフィスや新会社を設立した企業はその後5年間で10社以上にもなり、グーグルなど大手IT企業が、研修として短期滞在することもあるそうです。
さらに、街にはビストロやパン屋、歯医者、図書館など。。サテライトではなく、地域に根付く施設やお店が次々に誕生します。
空き家は次々とオフィスや店に姿を変え、2011年の人口動態調査では、神山町への転入者が転出者を上回ったことで、話題になります。ではなぜ、過疎の町がここまで変わったのでしょうか。。。
。。。今回は、風邪をひいてしまいココまでで限界に到達してしまいました。。。つづく。
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