人工知能がもらたすモノ
いつもありがとうございます。
【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
いま、第四次産業革命中です。。
18世紀後半からの"第一次産業革命"が、
日本に伝播するのに100年以上かかりました。
20世紀初頭までの"第二次産業革命"の主役は、電気ですが、
100年ほど経ったいまでも、
世界で10億人以上の人々が、電気の無い生活を送っています。
一方、
現在進行中の"第四次"において、
その伝播のスピードはとても早く、
すでに、
電気の無い国にまで"スマートフォン"は普及し、
世界を"ほぼ同時"に巻き込んでいるようです。
昨年の2015年は、
1989年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2」で、
描かれた舞台の年として、
"宙に浮くスケートボード"や
"3Dの看板"など
が、実現されているのか"話題"になりました。
完璧と言うには、ちょっと微妙ですが、
それでも結構、実現されていてびっくりしました。
では、
・10%の人口が、ネットに接続した衣類、時計などを身につける。
・信号の無い街が登場する。
・米国で、ロボットの薬剤師が登場する。
・3Dプリンターでつくる"自動車・臓器"の実用化
・米国10%の車が、自動運転となる。
・30%の大企業の会計監査を人工知能が行う。
など、
近未来を描いた映画のような出来事をどう思いますか?
世界経済フォーラムが昨年発表した報告書によると、
実はコレら。。
10年以内に"約60~90%"の確率で実現すると
予想される事柄なのです。
当然、
いろいろと懸念が生まれています。
・生命に関わる"バイオ技術"に対する法整備。
・ロボット兵器による戦争。
・人工知能が人間の仕事を奪う。
など。。
特に、
大手シンクタンクの代替確立の試算によると
人工知能の進化により、
日本人の仕事は、49%が代替可能で、
英国、米国よりも高い割合となっています。
もちろん、
賢いコンピューターが間違いを犯すはずはない。
という考え方など、諸説ありますが、
スティーヴン・ホーキング博士や
テスラモーターズのイーロン・マスク氏などは
人工知能の進化は、人類終焉。
と唱えています。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で描かれた未来を
検証するコトは、楽しいですが、
核戦争の後、
2029年から人類を守るため、送り込まれてくるロボット兵士、
「ターミネーター」には、会いたくないものですね。