空き家について

いつもありがとうございます。

【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

"空き家"が増えています。

全国の"戸建て"と"集合住宅"を合わせた

"空き家"の数は 約820万戸 です。

どのくらいの数か想像がつかないので、調べました。

現在の"全国都道府県別の人口"より、

第 3位の大阪府が"880万人"

第 4位の愛知県が"740万人"

ということで、

もう少しで"大阪府の人口に匹敵する"コトが分かりました。

さらに、その約820万戸の"4割"、

約320万戸が、売買・賃貸にならないモノとのことです。

そして、

この"使い道の無い"空き家、約320万戸は、

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第10位 静岡県人口:約360万人 

第11位 茨城県人口:約290万人

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と、

全国"第11位"の都道府県人口に匹敵します。

10年後には、約500万戸と、

全国"第 9位"の福岡県人口:約500万人

に匹敵する数まで増えると推測されていました。

この出来事に対し、国は、

400万戸程度に抑えるられる対策をしているそうです。

とは言っても、

第 9位の福岡県人口が"約500万人"

第10位の静岡県人口が"約360万人"

なので、

全国"第10位"の都道府県人口に匹敵します。

使い道の無い"空き家"が増加していくコトは、

明らかに"良くない"コトです。

そのため、

"慣性の法則"に従うかの様に"流動する社会"にいる僕たちは、

"国の対策+独自の対策"により、

"解答"を出さなければならない状況下にあります。

ではいま、

実際に行われている"対策"と言いますと。。

例えば、

分譲マンションを建て替える場合、

所有者の4/5以上の同意が必要です。

一方、

"意思表示が無い"場合、"反対"とみなされるため、

遠方に住む所有者が決議に出席できないコトなどもあり

建て替えが"決まらない"ケースが増加しています。

そこで、

国交省は、"意思表示した所有者だけ"で決められるように

法整備検討を始めました。

分譲マンションの建て替えは"とても難しく"、

1975年‐2014年の"約40年間"で、

"約250件"に留まっています。

そこで、

法整備など、建て替え規制の"緩和"や

リノベーションなどでの

ハード&ソフトの"再生"を施すことにより、

流通する"戸建て"を含めた"中古の市場規模"を、

現在の4兆円から、

2025年までに、8兆円を目指しています。。。つづく。

≪ 長尾アトリエ ≫ 長尾景司 ≪