暮らしにアートを
いつもありがとうございます。
【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
前回までは、
街に"飛び出してきた"アートについてだったのですが、
"暮らしにアートを"。。
との傾向もあるようです。
マジック(手品)と同じで、
理解しようとすると"訳が分からなくなる"のが、
現代アート。
お気に入りの"絵画"や"オブジェ"を部屋に飾って
楽しむヒトが増えてきたそうです。
"ネット"や"ショップ"で気軽に購入でき、
作品を楽しみながら"作家を支援する"そうなのですが、
この方法、前回までの
街に"飛び出した"作家の場合と同じですね。
やはり、
アートのある生活は、
生活を便利にするための"家電"購入とは、
ちょっと"違っている"ようです。
・ サングラスの形をした鏡。
・ ファンにモミクチャにされるロックスターの絵。
音楽好きな"ジュエリーデザイナー"の自宅は、
アートで溢れています。
その理由は、
・ 「作家の魂を感じる作品からチカラがもらえる。」
・ 「デザイン(仕事)する上での刺激になる。」
などなど。。。
日本は、
美術館の"来館者数"は多いのですが、
作品の(販売購入)市場は、世界の1%程度で、
"暮らしにアートを"。
との"習慣"に乏しいようです。
確かに、
流通(作品)の仕組みに明るいヒトですら、
良く知らない"作家の個展"で、作品を購入するには、
勇気がいると思いますし、
一時期、
個展のような設えで、言葉巧みに
"コピー商品"を、数十万円~数百万円で売る、
詐欺なども流行ったこともありました。
しかし、
この市場の様相もちょっと変わってきたようです。
一般的に
オーダーメードのような一品モノ = 高価
と思われがちですが、
"インターネット"や"インテリアショップ"など、
アートを扱う"手段"・"場所"を駆使し、
情報を可視化することで"手軽"という意識改革に
成功しているようです。
現代アートを"ネット販売"している ある会社の
顧客は、
30・40代の男性を中心に増加傾向です。
以前は、
"有名 ・ 人気"に"資産価値"を見ていたのが、
昨今、
フィーリングで購入する傾向が増えてきているようです。。つづく。
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