建築業界の転換期

いつもありがとうございます。

【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

いま、

日本の建築業界は、大きな転換期にあります。

票を得るための選挙演説とは異なり、

本当に"生活者が主役"の時代に移行中です。

土地神話が終わり、

これからは、地価の上昇は見込めず、

新築市場は"確実に縮小"していきます。

一方、

空き家などの"建物ストック"は、増加しているのに、

その"有効活用法"に大きな進展はありません。

このような現実に直面しながらも、

建築業界の"ほとんどのヒト"は、

遥か昔につくられた、

新築"量産型"の"仕組み"の中で惰性的に動いています。

すでに"新しい領域"を見つける時期にきています。

そこで、

着目すべき"重要なポイント"になるのが、

①不動産マネジメント

②ひとりひとり異なる、日常生活

③リノベーション

の3点です。

これらに見られる共通の特徴は、

社会全体が"同じ目標"をもっていた

前回の東京オリンピックの時のように

平均的な"答え"にあるのではなく、

従来とは、異なる"新しい建築領域"をつくり

従来とは、異なる"新たなプロジェクト"を立ち上げる

ことを求めている部分にあります。

当事務所で"モデリング業務"を重視しているのには、

http://nagao-atelier.com/modeling/

このような背景があります。

いま、

空き家の数は全国で、820万戸になります。

http://nagao-atelier.com/2016/02/28/value-8/

まず、

考えるべきことは、

"既存の建物"に"どんな時間"を"組み込む"か。

です。

そして、もうひとつ

いままで、住み分けてきた、

"不動産の管理・流通"領域に接点をもつこと。

が、とても大事になってきます。。つづく。