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【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です
不可能だったサービス業
オープン・フラット・フレキシブル。の3つを信念にもつグリーンバレー。
田舎なのにオープン。この"隙間"ができたことで、最初にアーティストたちが、移住してきます。
その後、"ITベンチャー"や"手に職をもつヒト"など、色々なヒトたちがやってきます。
もともと、アーティスト・起業家・ITといったモノには無縁だった神山町。
- アート・イン・レジデンス
- ワーク・イン・レジデンス
- サテライトオフィスの誘致
と"新しい働き方"を実行することで、街が循環し始めます。そして循環により、永らく運営は不可能とされてきた、"ゲストハウス"や"小規模レストラン"などの"サービス業"まで、誕生することになります。
このような、循環し発展し続ける環境下に、移住して来たヒトたちは、"限界集落"であったことなど、全く知らないため田舎や農業に固定観念がなく、枠をつくらず、まっすぐ向き合ってくれるそうです。
いまでは、有機野菜を扱う"ビストロ"。さらには、有機野菜を扱う"ゲストハウス"が、誕生しました。空き家への移住者も100人を超え、ヒトの流れと街の循環により、今度は、"有機農業者"を逆指名することも視野に次のステージを思い描いているそうです。
日本は、労働の生産効率が良くないと言われています。ここには、従来の規則やルールの枠の中で歯を食いしばって働く。といった背景がありますが、
神山町の姿勢には、"働き方の変革"に始まり、
- "生産効率の向上・農産業"
- "空き家再生・過疎対策"
など。全国各地で向き合っている課題を、解決するヒントがありそうです。
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