いつもありがとうございます。
【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です

数の増えすぎ対策

登録数の増えすぎ対策として、
世界遺産の"推薦件数"の制限を始めているようです。

いままでは毎年、1つの国が、

  • 文化遺産1件
  • 自然遺産1件

の"合計2件"を上限にできていたのですが、

2018年の今年からは、どちらか"1件に制限"されています。。

毎年遺産登録はされるのだから?
解決になっているのか?っと思いますが。。

例えば、登録が実現した国はその後、
しばらくは"新規の推薦"ができないようにするなど、
より"厳しい制限"を見据えてのことのようです。

制限の一方で、抹消される事例もあります。。
もともとのルールで、登録対象から

"顕著な普遍的価値"が失われた。

と判断された場合には、
世界遺産リストから抹消される規定が存在しているのですが、
実際には長らく"抹消事例"は、存在しませんでした。

しかし、2007年。
オマーンの自然保護区である"アラビアオリックスの保護区"が
初めて登録抹消となります。

この場所は、砂漠地帯の平原で、
その名の通り、野生生物が"絶滅"したこの場所を
野生に近い状態で"保護・育成"することを着地点とし、
1994年に世界遺産に登録されます。

しかし、登録後しばらくすると、
環境の悪化や密猟の取り締まりの不備によって
再び野生生物が激減したため抹消されたのでした。

さらに2009年。
"ドレスデン・エルベ渓谷"が抹消されます。

この場所は、チェコとドイツを流れるエルベ川の上流域で、
ドイツ東部にある渓谷の一つです。

緩やかな谷には都市が発達し、
川を挟むカタチで20kmも続きます。

その価値は、渓谷が都市の一部であり、
自然の河岸の一部でもある。
として2004年に世界遺産に登録されます。

しかし2009年、橋の建設により、
自然環境、景観が損ねられたとしリストから抹消されたのでした。。

≪ 1級建築士事務所 長尾景司アトリエ ≫ 長尾景司 ≪ 


春風台 建築ガイドライン申請
さくらの森 景観協定申請

つくば市|春風台・さくらの森・流星台公式WEBサイト
春風台建築ガイドライン申請|さくらの森・流星台景観協定申請|は、公式WEBサイトから
新築・リノベーションをご検討中のみなさまへ
次のステップに1歩。踏み出すために! – 外観モデリング240円/㎡~
つくば市中ノ条プロジェクト
これからの家とまちなみプロジェクト