フロー型社会。
大量生産・大量消費を特徴とする"流動的経済社会"のこと。
不思議なことに"空き家"が増加する中、住宅市場は現在でも主に、この"フロー型"で進行中です。このため、欧米の住宅に比べ、日本の住宅は寿命が短く、資産価値も低いとされています。
ストック型社会。
街を彩る風景や住宅、橋・道路などを造っている骨組みなどは、大量生産・大量消費の考え方とは違い、比較的長い時間、手を加えられることはありません。
手を加える"時"というのは、老朽化、壊れた、現行の法律にそぐわないなど全体を改修する"時"。
つまり、ゼロに戻す"時"です。
このような、風景や骨組みを価値ある社会資産として長期に渡り蓄積し、その資産を"有効活用"することで、
持続可能(サスティナブル)な状態を実現できる社会のこと。
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