いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
空間は新陳代謝できる(リノベーション)
お知らせをさせてください。モデリング😊に「4つのコース」を設置しました。ご興味ある方は、下記URLからご覧ください。
必要の場をツクル最初の一歩
4つのモデリングコース(外部サイト)
グッゲンハイム美術館
グッゲンハイム美術館とは、アメリカの美術蒐集家であるソロモン・R・グッゲンハイムが設立した財団が運営する美術館のことです。
1937年ニューヨークに、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館を設置後、世界各地に展開します。
多数の美術館計画、運営を行なってきた経緯がありますが、現在は3箇所が運営されています。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館以外では、ソロモンの姪であるべギーにより美術品が収蔵された、イタリア(ヴェネツィア)のペギー・グッゲンハイム・コレクション。
もうひとつが、建築家フランク・ゲーリー設計のビルバオ・グッゲンハイム美術館(スペイン)です。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
ニューヨークのアップタウン、セントラル・パークに隣接したマンハッタンを代表するアートスポット、ソロモン・R・グンゲンハイム美術館。
より人間的な豊かさ 有機的建築の理想について、生涯をかけ問い続けたことでも知られている近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト設計です。
長い時間をかけて設計した建築でしたが、完成を目前に、ライトが亡くなった同じ年の1959年に完成し、2019年には世界遺産にも登録されました。
外観が特徴的で、カタッムリの殻と呼ばれているこの美術館は、ソロモン・R・グッゲンハイムが収集したものと、何人かのコレクターによるコレクションが展示品の軸となっています。
1階低めの入口から入るとエントランスは薄暗く、少し行くと明るい自然光がスッと入る吹抜けがあり、その周りを螺旋スロープがグルグル回っているといった感じです。
基本的には、エレベーターで上に行き、上から下へ廊下に沿って歩きながら鑑賞します。
大きな螺旋スロープが展示室となり、常に斜めで鑑賞しにくいと批判もりますが、斜めの通路に合わせて絵も斜めに展示されています。
大きな絵の展示のため天井、絵、床の斜めを一体とすることで水平に感じることができ、まさにトリックです。
有機的
ライトが問い続けた有機的とは、自然と人を一体化させることにあったようです。
このため、自然の形態や素材、景観を空間に取り入れることで、自然と人の調和を実現できると主張し、家具や照明などのディテールに至るまで、自然と調和する形状や素材を採用しました。
ライトの有機的な建築哲学は、現代建築においても影響を与え続けているのです。
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