いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
再生可能エネルギー100%利用がもたらすもの
ここ数年の北半球は、1800年代以降の観測史上で、最も暑くなっています。
地球の中で最も速やく温暖化が進む北極圏では、高温が続き、大規模な氷の融解や森林火災が起こっていることが、海洋と大気に関する調査を行なっているアメリカ海洋大気局から報告されています。
日本でも以前とは進路が異なる台風やゲリラ豪雨が各地を襲うなど、地球規模の気候変動が、大規模な災害を起こしたりしています。
"気候変動が、想像以上に急激にすすみ、早めに"対策"をとらないと手遅れになる。"
このように、緊急性をあげて使われるようになった言葉が"気候危機"です。
そしていま、この問題を解決する切り札として、注目されているのが、再生可能エネルギーです。
再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、水力や地熱など、どの国にもどの地域にもある自然のチカラのことです。
そしてもし、このエネルギーを100%利用することができれば、現在の"気候危機"の原因とされる温室効果ガスの排出を約8割をも削減してくれるのです。
ここ数年で、ようやく日本の内閣総理大臣は、2050年までの温室効果ガスの排出をゼロにすることを宣言しました。
この件で、先進国であるデンマークが、2025年までに、世界初のカーボンニュートラルな都市を目指すと宣言しているくらいなので、どうなのだろう思うのですが。
日本でも再生可能エネルギーの主力電源化を目指して導入を最大限進める方針を示しました。
民間でも事業運営に要する電力を100%再生可能エネルギーで調達する目標を掲げる国際イニシアティブ"RE100"に現在、世界で300社近くが加盟しています。
今後大きな流れになることが必至な脱炭素・再生可能エネルギーへの転換は、一体何をもたらしてくれるのでしょうか。
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