いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

ガソリン車の廃止

アラブ首長国連邦の首都"アブダビ"。

この地の砂漠の中で工事進行中なのが未来型実験都市"マスダールシティ"です。

すでに2010年に完成しているマスダール科学技術研究所のビル群のデザインは、上方の涼しい風を地面に吹きつけるウインドタワーと同じ原理で、流線形としていたり、太陽熱を遮断しながらも光を取り込めるような外壁デザインになっていて、再生可能エネルギーの利用に留まらず、直接、自然の力を活用する工夫がされています。

また、マスダールシティでは最初の段階からガソリン車の廃止を掲げ、公共交通機関としては、環境に悪影響を及ぼすガスなどの排出ゼロを目指す2種類の電気自動車が使われています。

1つは通常の電気自動車で、もう1つが、アメリカの一部の街とロンドンの空港で、運行されている、設置した軌道上を無人運行する"個人用高速輸送機関"です。

この輸送機。

2人掛けシートが対面するゴンドラのようなカタチで、タッチパネルを操作すると、到着地まで自動運転してくれます。

日本でも、買い物の足に困っている街が、増えていますが、こんな輸送機が、家の近くまで来てくれれば、問題解決ですね。

さてこの街では、このような街で使われる電力のすべてが、太陽光発電などの再生可能エネルギーでまかなわれており、オイルマネーで稼いだお金で、石油や天然ガスなどの化石燃料を一切使わない"二酸化炭素排出量ゼロ都市"を目指しているのです。

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