いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
お知らせをさせてください。モデリング😊に「4つのコース」を設置しました。金額も簡潔に分かるように整理しましたので、ご興味ある方は、下記URLから入ってみて下さい。
賑わいづくり
地域のひとが住み続けたいと思えるように、地域資源を活かした場所づくりに取り組んでいるいんしゅう鹿野まちづくり協議会。
400年の伝統を誇る鹿野祭りの似合う街を目指し、2001年に誕生します。
町内で催される鳥の演劇祭は、当初から演劇による地方の活性化を大きな目標としてきました。
それは、一過性の賑わいをつくるのではなく、国内外の演劇人と地域の人の出会いなどを通じて、現代社会の未来と課題を見つめるための試みです。
この演劇祭に合わせた週末だけのまちのみせは、地域に訪れる方々に賑わいを提供しようと空き家、空き店舗を活用し2012年から始まります。
2019年には県外からも含め70店舗以上が出店し、来訪者も1万人を超えました。
また、虚無僧(深い編笠をかぶって尺八を吹いているそれです。)行脚は、城下町に似合う事業として2010年から2年に1度開催されています。
全国から多くの虚無僧が集い行脚をする姿は、非日常の奥深い風景となり、各家々は、祭りのちょうちんを軒先に灯し、一緒に楽しんでいます。
アート
鹿野町へは多くのアーティストも来訪、移住しています。
2016年から鹿野芸術祭に取り組み、アーティストの輪も広がっています。
ベルリンから電車で1時間ほど離れた人口約50万人の地方都市・ライプツィヒ。
旧東ドイツのこの場所は、19世紀後半に工場地区として開発され労働者のための集合住宅などが多数つくられたのですが、ドイツ統一後は、空き家に転じ、最も衰退した地区として忘れさられていました。
ところが今、ベルリンに次ぐクールな街として注目され、アーティストなどを中心に様々な国から移住者が集まってきているのです。
そして、縮小する都市における再生の成功モデルとして、その一翼を担ったのが、日本人の建築家、アーティスト、研究者らが起こしたプロジェクトなのです。
それが、空き家をセルフリノベーションし、日本というテーマを用いて人々が集う場所として再生した日本の家です。
鹿野町は、この日本の家との交流も始まり、2018年は手ぶら革命なるイベントも行なわれました。
このイベントは、人とのつながりを大事にした場を形成する一種のアートフロジェクトで、国内外のアーティストが鹿野温泉に滞在し、その場所からインスピレーションを受けて作品をつくるといったイベントです。
さらに、アーティストや地域の人が連携し、空き家を活用したイベント・芸術祭や、展示も可能なアートの拠点の立ち上げにも取り組んでいます。
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