いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

お知らせをさせてください。モデリング😊に「4つのコース」を設置しました。ご興味ある方は、下記URLからご覧ください。

必要の場をツクル最初の一歩
4つのモデリングコース(外部サイト)

空間は新陳代謝できる(リノベーション)

ウブサラ市の目標

スウェーデンのウブサラ市は、首都ストックホルムから約60km北東に位置する人口約20万人の大学街です。

市役所には持続可能課という部署があり、すべての市民の参加を促す9つの目標が制定されています。

その3番目には、「田舎と都会で、持続可能なコミュニティーハウスを建築する」という目標が掲げられています。

かみ砕くと、化石燃料使用の停止を到達し、気候変動の問題を解決するという姿勢を表すとともに、野生の動物と植物のための生態を考え絶滅危惧種を守るという具体的な行動内容を示しています。

このため3番目の目標達成のためには、7つのターゲットという具体的な目標を掲けて、気候変動への取リ組みを強化しているのです。

ターゲット

ターゲット①

2030年までに、100メガワットの太陽光エネルギーを確保できる土地を市内に確保する。

ターゲット②

2023年までに、市が所有する乗り物機械公共交通の燃料を化石燃料ゼロとし、買収した契約物は2027年までに化石燃料ゼロにする。

ターゲット③

市では、2030年までに気候中立を企業において確立するために、エネルギー効率の視点から、毎年使用する直接エネルギーを軽減しなければならない。

ターゲット④

市は、調達、買収した環境健康に害の与える物品やサービス、そして契約物で使用する化石燃料の含有率を減らしていかなければならない。

ターゲット⑤

企業から買収した食品は、2023年までに100%有機食品とし、2030 年までに、市で買収した食品の1kgあたりのCO2排出を1.25kg未満とする。

ターゲット⑥

2030年までに、市で使用するプラスチック製の新しい商品は、再利用または再生したプラスチックのみとする。

ターゲット⑦

市は、2030年までに気候中立※を確立するために、毎年、建設が終了したプロジェクトや毎年建設されるプロジェクトの温暖化ガスの排出量を減らさなければならない。

その目標は、自治体のみのプロジェクトだけでなく、民間が関わる部分のプロジェクトも含むものとする。

気候中立(クライメイト・ニュートラル)とは、日常生活や製造工程などで吸収・排出されるCO2の総排出量を算出し、実質ゼロにするという環境保護への取り組みです。

これらの目標は、2022~2025年の間の具体的な行動計画として提案されたもので、プログラムの長期的視点と中間時の達成可能性が明らかになるように、22の優先された計測値を含んでいます。

そして、そのすべての計測は、民間に委託するだけではなく、市で調整され提案されたものになっています。

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