いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
お知らせをさせてください。モデリング😊に「4つのコース」を設置しました。度々ご質問がありました金額も簡潔に整理しましたので、ご興味ある方は、下記URLからご覧ください。
https://nagao-atelier.com
https://nagaoatelier.wixsite.com/modering (外部サイト)
SDGsの取り組み
SDGsの目標は、政治家だけでなく、市民一般のあらゆる職種の人々から挙けられた目標から17目標か選定されています。
誰一人としてとリ残さない!、というスローガンが掲げられていることからも、国籍、年齢、性別などを問わず、すべての人の参加が望まれています。
スウェーデンでは、昨年2022年9月に総選挙が行われ、穏健な中道左派の連合政権が敗戦し、野党の右派連合が勝利しました。
その選挙投票率は85%と、市政への関心が高いことが分かります。
このような民主主義国家では、どのように、子供や若者、障害者なども含めたすべての人たちが参加しやすい社会となっているのか?
例えば、気候変動問題への提唱を行っている人として有名な環境運動家、グレタ・トゥーンベリさんは、当時10代であった2017年からスウェーデン議会前で1人でデモを始め、やがてその様子は世界に広まります。
このような若者が、社会で声を上げ、その行動が大切にされる国の秘訣は何でしょう?
ウブサラ市の街づくり
スウェーデンのウブサラ市は、首都ストックホルムから約60km北東に位置する人口約20万人の大学街です。
北欧最古の大学であるウブサラ大学には、世界各国から学者や研究者が集まってきます。
市は、2018年と2020年に、国際NGOである世界自然保護基金(WWF)のOne Planet City Challengeコンテストで1位となリ、世界的に気候に優しい都市として表彰されました。
この街では、どのような環境政策が行われているのか?
市役所には持続可能課という部署があり、中期的・長期的目標を掲げながら、すべての市民の参加を促すような9つの目標が制定されています。
- 公正で持続可能な経済を保障する。
- 生活をするのに安全で魅力的な街とする。
- 田舎と都会で、持続可能なコミュニティーハウスを建築する。
- 公共の健康と質の高い生活のために、平等と統合そして良い前提条件を持つ。
- 市民が、生活と仕事をする場所を持つ。
- 子どもたちと生徒が、学校の試験を通過し、挑戦しながら彼らの学習・教育課程を終えること。
- すべての年齢に優しい街にする。特に、障碍を持っている市民にとって、安全で自由な統合がされていること。
- 誰一人として取リ残されない、市民団体や企業が社会構築に重要な一部として機能する。
- 雇用者は、良い仕事環境が与えられ、ウブサラ市の需要に見合う高度なレベルを持つ。
です。
この中でも、7は高齢者福祉や若者そして障害者の視点が強調されています。
3は化石燃料使用の停止を2030年までに達成し、2050年までに気候変動の問題を解決する市制を明確に打ち出しています。
またその目標には、生物の多様性の欠如に対し、野生的生活と植物のための生態を考慮しながら絶滅危惧種を守るという具体的な行動内容をも示しています。
特に、3の目標達成のためには、8つのターゲットという具体的な目標を掲けて、気候変動への取リ組みを強化しています。
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