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色彩の地理学

自然に存在する色から、人の手により描かれる人工物の色まで含めた環境色彩。

色彩の地理学の誕生は、スーバーグラフィック運動以降の建築の色彩計画の転換点にあたります。

この環境色彩の歴史で忘れてはならないのが、フランスのカラリストでもあるジャン・フィリップ・ランクロです。

ランクロは、新進気鋭のテザイナーとしてスーバーグラフィック運動に参加する一方で、フランスの街の色彩を詳細に調査を行い、地域には地域の色があるという 「色彩の地理学」を発見し、独自の環境色彩に関する方法をつくりました。

日本での始まり

この「色彩の地理学」の始まりは日本にあります。

1938年に、フランスの北部ベルギーとの国境近くに位置するバーヴリー(Beuvry)で生まれたランクロ。

パリで工芸学校と美術学校を卒業後、1961年からの1年間、日本の京都に留学しています。

この留学中に、フランス北部の赤い瓦の屋根が広がる景色とまったく異なる、灰色の瓦屋根が広がる京都の街に出会い、「色彩の地理学」という考え方に気付いたそうです。

また、コルビジェと共に活動していたフランスの建築家、シャルロット・ペリアンの紹介による留学だったため、滞在中に前川國男、丹下健三、柳宗理などと出会い、日本人の思想にも興味を持ちます。

フランスに帰国後、ペイント会社でアートディレクターを務め、鮮やかな色彩を使ったデザインの仕事を行いながら、バリ国立高等美術学校でも教えていました。

その間、フランス中の伝統的住宅の色彩と素材について調査を行います。

様々な街の写真を撮影し、色票を使って建築物の外装、屋根、壁、扉、窓枠など、部位別にまとめていきます。

調査は1970年から71年にかけて日本でも行われ、72年には「東京の色彩」として発表されます。

この調査は、都市を「色彩を持つ建築の集合体」として捉え、分析を行った日本での最初の環境色彩調査でした。

そして1974年のロンドンでの展覧会後、77年にバリのポンピドゥーセンターで「色彩の地理学」展を行い、フランスでも環境色彩がとても重要だと認められることとなりました。

翌1978年には、色彩に関する会社を設立し、1982年に「色彩の地理学」をまとめた「フランスの色彩』を出版しています。

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