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場所づくりを3Dによるビジョンの共有から始めることで、確かな結末にたどり着くためのより良い道筋が現れます。

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江戸の水道設備

江戸時代が長く続くために、水道はとても重要な役割を果たしていました。

そもそも都市が機能するには、人が集まることが必要です。

このためには、しっかりとした受け皿が必要で、都市のことをよく知らない人でもその場所に行けば、そのまま住める要素が備わっている必要があります。

その要素のひとつが水道で、きれいな水が飲めることが大事です。

もし水道がなかったとしたらどこの山に水が湧いているかを調べ、そこまで水を汲みにいかなければいけません。

いまでは、上下水道などは当たり前のように整備されていますが、当時はまず、このような機能が整備された場所に人間は集まってきやすかったのだと想像でします。

衛生面

水は衛生面からも地中に埋めることが良いという発想自体は、江戸時代から現在まであまり変わりはありません。

さらに約250年間つづいた江戸幕府では、上水にはゴミや汚物を入れるなと、何度もおふれを繰り返し出していました。

中には、身投げをするなといった、おふれもあり、身投げをしたらその村全員の罰則となっていたそうで、家康の先見性と大規模なインフラ整備によって、江戸に多くの人が住めるようになったのでした。

頭を切り替えた家康

75歳まで生きた家康は、平均寿命が40歳くらいの当時、余生ともいえる50代前後から頭を切り替えた人です。

遠い未来まで徳川家が持続するにはどうしたら良いのかを考え、戦いではなく、社会整備による方が確かだと判断しています。

そこで、戦国時代と安土桃山時代を経て、関ケ原の戦いに勝利した後、これからは誰かの領土を取とるのではなく、例えば都市のインフラ機能の提供のように、人のために便利なものを提供することを考えました。

このため江戸時代は長く平和な時代が続くこととなります。

例えば、江戸城の石垣を積む、利根川を曲げるなどは各大名に土木工事を任せ、そこに多額の費用をかけていたそうです。

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