20世紀が残した、21世紀の宿題

いつもありがとうございます。

長尾アトリエ の 長尾 です。

 

 

 

"旧オリンピック . エンブレム"の審査経緯が、

少し明らかにされました。

"一次選考で、耳打ち。" 

とのコトです。。

 

 

耳打ちしたヒト、表を入れたヒトは、

一次選考を"通過したヒト"に対し、

 

「俺が、通してやったんだ。」

 

っと、言っているのが、鮮明に想像できます。

 

 

日本中に、

"同じような場面で、同じ言葉"が、普通に飛び交っていますが、

実際、これらの出来事は、

ヒトの"心情"と連動した"社会構造"として、

"大きく勘違いしながら"見事に、日本社会に溶け込んでいます。

 

 

ただし。

快く思っていない"志のある、グラフィックデザイナー"の

数のほうが、圧倒的に多い中での話です。

 

 

 

 

現在、さまざまな場面で、

サスティナブル(持続可能な状態)が求められている、

少し停滞気味の日本ですが、

今回の、

"保守的で象徴的な出来事"が、

"持続不可能な状態"となるコトで、

 

イノベーションが、より起こしやすい環境が生まれ、

大きく飛躍できるチャンスになれる可能性が残っています。

 

 

 

 

そんな中、

他にも、オリンピックを目指し動いているコトがあります。

 

"タワー型"の建設ラッシュです。

背景も手伝い

"実勢価格"も、高騰しています。

 

 

爆買の一端としている"外国人"などは、

ほとんどの場合、

投資目的で、高騰の頭となる

2020年直前で、"売却する"コトが、予想されるそうです。

 

 

さらに国内でも、

"相続税対策"のため"タワー型"が利用されています。

2020年という背景は同じなのですが、

分譲"タワー型"の部屋を"資産"として評価する場合、

 

 

"面積"が、同じであれば、

"階層"は、関係なく

"一定額で評価"されます。

 

 

一方、

市場で取引される"実勢価格"は、

 

眺望の良い"上層階"が"下層階"の

約3~7倍 にもなるそうです。

このため、

できるだけ上層階を購入し、

相続後、即売却するというものです。

 

 

つまり、仮に

相続直前に"1億円"で購入した部屋を

相続直後に"3000万円"の遺産として"評価"してもらい

評価分の"相続税"を支払い、

その後、

即"1億円"で売却するというコトです。

個人的な事情があると思いますので、

プロセスに関しましては、特にないのですが、

 

 

 


"住む目的"では無いという結果、

"空き室"が、

かなりの数で"増加"するという見方があるそうです。

 

 


高層化した建物の21世紀の宿題。

"老朽化"に加え、"空き室"など、

ますます、難問になってきています。

 

 

 

一方で、

民間不動産調査会社によると、現在マンションの戸数は、

全世帯の 約1割

首都圏では、約2割

 

 

80年代では、

"マンション永住"希望者が約20%でしたが、

"住宅すごろく"なる神話が完全に消滅した現在、

 

 

 

"終の棲家"を希望するヒトが、50%を超えているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

師走の御忙しい中、最後まで読んで頂き、

ありがとうございました。

本年の配信は、最後とさせて頂きます。

 

新国立案も決定するとのことで、

来年からは、テーマを"改めたい"と思っています。

 

ご多忙と存じますが、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

引き続き、来年もよろしくお願い致します。

≪ 長尾アトリエ ≫ 長尾景司 ≪

『 新国立だけが負の遺産なの 』 バックナンバーはこちら

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