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アルベルティ

初期ルネサンスの建築家、レオン・バッティスタ・アルベルティ(-1472年)。

専攻分野は多岐に渡り、絵画や彫刻については、理論の構築まで行ない、ルネサンス期に理想とされた「万能の人」と最初に言われた天才です。

科学分野などでも足跡を残し、ヴィジュネル暗号の原型の発明したり、芸術では常に調和をシステム化することに心を砕いていたため、アルベルティの芸術論は優れたテキストでもありました。

ルネサンス期、最初の建築理論となるアルベルティの「建築論」。

これは、紀元前の建築家ウィトルウィウスによる、現存する最古の建築理論書「建築について(建築十書)」と、実際のローマ建築を調査して書き上げられたものです。

ここで、建築比例と5種類の円柱・梁で構成される古典建築の基本単位(オーダー)を再発見し、その内容を「建築論」にまとめています。

ヴィラの理想的な立地

紀元前の哲学者クセノポンによると、「別荘へは鍛練のために歩いて行き、帰途は馬に乗るのが良い」としています。

アルベルティは「建築論」の中で、富裕な人々は田舎らしいことに対して出費を惜しまないため、ヴィラ(別荘)建築に適した土地について、「その所有者の住宅がある都市と、きわめてよく連絡できる野原に建てるべきだと思う。」としています。

つまり、都市から遠方ではなく、その道筋も不便ではなく、季節によらず歩行や運搬にとって便利なものであれば、別荘に行く際、大き着替える必要もなく、混雑する民衆の中も通らず、自由に好きなように都市と別荘とを往復できるようになるということです。

そして、「あまりにも混雑する場所、例えば都市・軍用路・多数の船の停泊する港に接する場所ではなく、諸々のことの楽しめ、客が多すぎて家計不安を引き起す心配のない程度に、敷地選定をすべきである。(アルベルティ1485)」としています。

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