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必要の場をツクル設計事務所-長尾アトリエ の 長尾 です。
エシカル(ethical)とは?
エシカル(ethical)とは。
"倫理的・道徳上"という意味を持つ形容詞で、法律ではないのですが。。多くのヒトが、"正しい・公平だ"と思っている社会模範を示しています。特に最近では"倫理的な"社会活動を
- エシカル"消費"
- エシカル"デザイン"
などど表現し、環境保全や地域・社会への考慮といった感じで、捉えられることが多い考え方です。
例えば、前者の"エシカル消費"。"人と社会・地球環境・地域のこと"を"考慮してつくられたモノ"を購入・消費する。と定義されます。
つまり、自分に"都合の良いモノ"を消費するのではなく、消費することで社会にどのような影響を与えるのかを、倫理的・道徳的に考えた消費のことを指します。
これにより消費者は、日々の買い物を通じて、いま世界で起きている、様々な問題に対し、消費により社会に与える影響をしっかり考える必要がでてくるのです。
では、エシカル消費により、どんな社会問題の解決に貢献できるのか?
現代社会でヒトは、消費から逃れることはできません。生活の基本3要素の衣・食・住に関するだけでも消費までにかかる環境負荷は、決して少なくありません。
この洋服は。この食材は。"いつ、どこで、誰がどうやって"つくったのか?
といったことなどは、意識的に調べない限り、ずっと知らないままです。逆に"いつ、どこで、誰がどうやって"を知ることが、問題解決の第一歩となるようです。
現在、貧困・人権問題・気候変動。。といったことが世界で"さしせまった課題"となっています。
これらは主に、先進国に暮らすヒトたちが、"モノ=豊かさ"という欲を満たすため、途上国の生産者を搾取したり、地球の再生能力よりもはるかに早く資源を使い、環境を破壊をしてきた、"大量生産・大量消費"に起因する問題なのです。
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