いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

非日常の力

ワーケーションとは、ワークとバケーションを組み合わせた造語です。

実際の所、まだこの方法が良いのか悪いのか。

馴染むのか、馴染まないのか、良く分からないので、少し考えてみるのも良いのではないかと思います。

働き方が多様化し、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、リモートによる在宅ワークが、一般的に知られるようになりました。

そして、これらのリモートワーク中、会社から離れた避暑地や観光地などで、休暇を取りながら働くことを"ワーケーション"と言います。

世界最大級の総合旅行サイトにより近年に調査された国際比較によると、日本は有給休暇取得率・取得日数が、世界でも最下位とのことです。

ここには、働く環境や人間関係により休みが取り難い。

といった背景もあると思いますが、ワーケーションという、一見ふざけたような働き方は、どのように受け入れられるのか。

ワーケーション

Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語で、避暑地や観光地で"休暇を取りながら仕事をすること"です。

この言葉が日本で注目され始めたのは、働き方改革の観点だけではなく、地方創生の新たな方法としても期待をされ初めた2017年頃からです。

ただ、一般的に広く認知されたのは、昨年のコロナの影響です。

2つの異なる視点

ワーケーションは視点を変えてみると、2つの異なった性格が見えてきます。

ひとつめが、"Work in Vacation"。

休暇中に仕事をすることです。

休みを取りたいのに仕事が終わらない時、または、労務管理上休まなければならない時に、仕事をする前提で休みを取り時間と場所の制限がない環境で、仕事を進めることができます。

もうひとつが、"Vacation as Work"。

仕事としての休暇です。

例えば企業のチームが、合宿や研修で観光地などに出向き、その土地について見聞を広めるなど、普段の勤務時間ではできないことを体験し、仕事に生かすことです。

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