いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。
照明探偵団
照明探偵団は、1990年に非営利の照明文化研究会として設立されました。
探偵団は"光・あかり・照明"に関わるあらゆる事象を文化として捉え、実践的フィールドワークを通し、より良い光と人間の未来を語り合うためのプラットフォームです。
照明デザイナー6名で始めた探偵団は、現在1000名を超える規模まで拡大し、あらゆる光の事件を発見・分析する活動を30年間行っています。
結成の経緯
照明探偵団の結成は、
- 照明デザインは机上では完結しない。
- 外で起こっていることを観察、分析、検証し、その経験を蓄積していくことで鍛える。
という信条を発端としています。
この理念に則り、探偵団はフィールドワークを主体とした街歩きや都市夜景調査を中心に活動しています。
主な8つの活動内容
探偵団の活動は"街歩き"を基本とし、主に8つに分けられます。
街歩き&サロン
光の"英雄"と"犯罪者"を探すため夜の街を歩き、光の事象を鋭く批評することが基本活動です。
- テーマと場所を決め身近な街の光を調査するのが"街歩き"。
- 飲み物を片手に発見した光の事件を議論するのが"サロン"。
この2つは連動して開催されます。
夜景ウオチングッアー
いつもの"街歩き"よりも遠出するのが"夜景ウォッチングッアー"です。
これまでに、アミューズメントシティ・ラスベガスから香港クリスマスイルミネーションなど世界各国を訪れています。
世界都市照明調査
色々な特色を持つ光環境を把握し比較検討するために、80を超える世界中の都市を訪れて継続的な調査活動を行っています。
世界照明探偵団
活動をより世界に広めるため2000年に発足し、世界12都市に支部があります。
毎年、世界からメンバーが集まり、数日間にわたり地元の人とワークショップやシンポシウムなどを行います。
東京、ストックホルム、ニューヨーク、シンガポール、北京など各地で"世界照明探偵団フォーラム"を開催しています。
ライトアップニンシャ
大きなタワーや橋などの大がかりなライトアップではなく、日常的な生活の場の中に埋もれている景色に、少しの光で景観としての魅力を与えようという実験的な試みです。
こどもワークショップ
現代のこども達の周りには"光"が溢れており、暗さを体感することが少なくなりました。
感性豊かなこども達の為に、体験を通した光・あかり・照明の情操教育です。
これら以外にも"展覧会"や"出版活動"などを不定期で開催しています。
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