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豪華寝台列車
豪華寝台列車といえば、アガサ・クリスティの小説にも登場するオリエント急行があります。
この急行、1825年に蒸気機関車による世界初の鉄道が誕生してから約60年後の1883年に、パリとイスタンブール間の運行から始まりました。
オリエント急行という呼称は、経路を問わず西ヨーロッパとバルカン半島の間を行来する国際寝台列車群の総称で、第2次世界大戦により衰退し、1977年に廃止されます。
このため現在運行しているものは、べニス・シンプロン・オリエント・エキスプレス(VSOE)として、その名前が引き継がれています。
しかしこれは、世界各地でクルーズ等を運営しているベルモンド社(ロンドン)が、旧車両を購入し、1982年に改めて運行を始めたもので、オリジナルのオリエント急行とは異なっています。
もともとは、寝台車2両・食堂車・荷物車兼乗務員車2両を蒸気機関車が引っ張る形式で、1900年代に入った頃には、内装にチーク材を使った車両を本格的に採用しています。
デザインは、鉄・ガラス・有機的な曲線をモチーフとした、アール・ヌーポーを基調としたものでした。
例えば、飾窓やガラス製品などは、芸術家ルネ・ラリックが手掛けたものを採用、床はトルコ絨毯、壁や天井などの内装は、現在でも高級家具などに使われるマホガニー材や絹を用いた、とても華やかなものでした。
これからの寝台列車
日本の始発駅となる東京駅。
近年、コンセプト「東京駅が街になる」のもと、竣工当時の面影を残した背の低いままの駅舎及び駅周辺の大幅な整備を行い、新幹線も東北・北海道、九州など各地で開通しています。
豪華寝台列車も「ななつ星in九州」につづき、京阪神地区から山陰山陽地区間を走る「瑞風」、上野駅を基点とする「四季島」なども運行をつづけています。
現在、東京・札幌間は約9時間かかるようですが、北海道新幹線の札幌までの延伸工時が終了するともう少し、早くなるそうです。
また、東京・鹿児島も乗り換え時間を含めると約9時間かかるようですので、北海道から九州まで、18時間ほどで移動できることになります。
日本では、長距離を早く移動することができなかった70年代に、寝台列車が全盛期でした。
その後、新幹線の普及により、快適に長距離を移動できるようになったため、もしかすると一度の旅で、日本を横断する豪華列車の旅も夢ではなくなる日も近いのかもしれません。
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