いつもありがとうございます。【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です。

フードロスの現状

日本では、食べられるはずなのに廃棄される"フードロス"は、年間約500万~800万トンで、そのうち家庭からは約5割。

1人あたりのフードロスは、年間約15kgとされ大きな課題です。

世界では、人口増加や天候不順などにより、食料不足に悩むヒトたちが増え続けているのに対し、日本では、食料の多くを輸入に頼っているにも関わらず、食べ残しや期限切れなどで、毎日多くの食品が廃棄されています。

また、配送や廃棄にCO2が発生します。

このため、カーボンニュートラルの実現に向けて、公民機関ともに、フードロスを減らす取り組みが広がっています。

例えば、製造から賞味期限の3分の1の期間を納品期限とする"3分の1ルール"や賞味期限自体の見直し。

また、規格外品などを福祉施設などへ無料で提供する"フードバンク"活動なども注目されています。

しかし、最も大事なのは"消費者の意識変革"です。

割引につられて大量に購入したり、鮮度を気にして、食べられるのに捨てたり。。と。

廃棄物を減らすことや調理の工夫で食材を使い切ることなど、意識をちょっと変えるだけで、今日からフードロスを減らせます。

他にも、例えばサルベージ・パーティ。

サルべージは"救出する"という意味。

文字通り、余った食材を持ち寄り、救い出すことです。

フードロス予備軍の野菜や調味料、買いすぎた食材を持ち寄って、おいしい料理へと変身させて、みんなで食べる。

また、保存食づくりなども役に立ちます。

食品が腐ったり傷んだりするのは、細菌などの微生物が腐敗菌として増えることが原因です。

冷蔵庫のない時代には、食料の長期保存が難しいので、"塩"を活用した食料の保存は、季節や地域にかかわらず行われていました。

塩漬けは、塩の持つ脱水作用をうまく利用し、水分がないと生きていけない菌を減少させる一石二鳥の保存方法なのです。

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