建築物の在り方

いつもありがとうございます。

【必要の場をツクル設計事務所】-長尾アトリエ の 長尾 です

緑との触れ合いをきっかけに、

ヒトと街に健康と元気が生まれる暮らし。

という、

グリーンライフをコンセプトに、

地域交流の場づくりを目指している

ショッピングセンター"フレスポ稲毛"。

"緑"をきっかけに、

居心地のよい"快適な場所"を、

街に増やすことで、

地域交流を"活発化"させています。

このことは一見すると、

よくありそう。。

っと思いがちなのですが、

異業種のお店がたくさんあることで、

相乗効果を狙った"複合店舗"施設などが、

行っていることとは、

根本的に違いそうです。

複合店舗の場合どちらかというと、

買い物する"目的"で、

物理的にお店に足を運んでもらい、

こちらのお店もついでに見てみよう。。

といった感じですが、

"フレスポ稲毛"の場合、

・ここに行けばホッとできる

・知り合いがいるので話ができる

・楽しいことがありそう。。など、

心の"よりどころ"になる場所に、

足を運んでもらうことを"目的"としています。

このため"イベント"などを行う際も、

"運営側の視点"ではなく、

街とのつながりを考えた"社会性"を

重視したものになっています。

例えば、

地域に住んでいるヒトの"お薦め本"を

プロフィールや好きな理由と一緒に紹介する

"わたしの本棚"。

趣味や得意なことを

仕事にしたいと考えているヒトたちのための

"レクチャー"の実施。

"落書きワークショップ"では、

センターコートの壁一面に描かれる

大きな絵。

などなど。。

買い物を目的とする"お客さん"と"出店者"。

以外の

"地域のヒトたち"との関係を築いているのです。

っと。。さて、

このような様子を文章にしてしまうと、

簡単なこと。

のように見えてしまいますが、

実は、

100年前のモダニズム建築の登場から現在まで

建築物の設計・施工プロセスは、

あまり変わっておらず、

建物を建てる時"設計者"は、

"予算"と"出資者の考え"を最優先で、

計画に反映しがちになり、

特に、

公共建築物などは、

ハコモノなどと呼ばれたりします。

しかし"フレスポ稲毛"の試みは、

今まさに、

建築物の在り方が"利便性・合理性"を超え、

"公共性・社会性"まで含め、

"再定義"される時期であることを

示しているようにも見えます。。

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